脂肪肝の自己診断方法
脂肪肝は肝臓に脂肪が蓄積されている状態で、この状態が続くと肝機能は低下し、肝硬変などに発展する恐れがあります。
悪化する前に、食い止めたいものですが、肝臓はダメージを受けていても症状が出にくい臓器です。
脂肪肝を発症していても、気付くことは難しいとされています。
吐き気や腹痛などのように、分かりやすい症状は出ません。自覚症状が薄いことから、気付いたときには悪化しているなんてことも。
知らずのうちに重症化しやすい病気ですので、定期的に健診を受けてチェックしておくことをおすすめします。
血液検査で状態を調べることができますが、この方法はあくまで簡易的です。気になる方は、肝臓の詳しい検査を受けるようにしてください。
また、脂肪肝自体を予防することも大切です。
脂肪肝になりやすい人は、
- 肥満体質
- 頻繁にダイエットしている、リバウンドを繰り返す
- 食生活が乱れている
- 運動不足
- お酒が好き
- 脂っこい食べ物を好む
このような傾向にあります。
肥満体質の人は標準に戻す必要がありますが、過度な食事制限などのダイエットは逆に肝臓に脂肪が溜めこみやすくなるので注意が必要です。
バランスの良い食事と適度な運動を習慣にしましょう。